救急隊員が救命士テキスト下巻(第九訂)を覚えるときのオススメ方法

この記事では、「一般救急隊員が救急救命士テキスト(第九訂)下巻を覚える時のおすすめ方法」を紹介しています。

現在、救急科に入校前の人や救急隊になりたくて勉強している人のいいきっかけになればと思っています。

 

救急救命士を目指している人や現在資格を持っている人は、

レベル低っ‥

え、それじゃだめじゃん‥

って思うかもしれないので別の記事をおすすめします。

消防士最後の当務が終わりましたがまだ消防士です

 

(2020年に救急救命士テキスト第十訂が出て一冊になるみたいですが、ここでは九訂のページ数でいかせてください)

 

目次

救急隊員が効率よく救命士テキスト下巻を覚えるにはどうするべきか

救急隊員が効率よく救命士テキスト下巻を覚えるにはどうするべきか

正直、下巻のみを覚えるっていうのはおすすめできなくて‥以前ツイートした内容が以下の通りです。

 

以前、「一般救急隊の人は解剖生理は後回しにしろ!」という記事を書きました。

消防士は救急の勉強をどこからしたらいいのか?

この記事では解剖はあとにして疾患を先に勉強しようねということです。

じゃあ疾患はどこから勉強するの?というのが今回の内容です。

 

結論から言うと

ショック→胸痛→循環系の順で勉強するとおもしろいかも

ということです。

 

効率良くというよりは興味が出てきて、解剖ですらいやに思わなくなる順番?、いやというより自分がこう勉強してみて興味湧いたという順番です。

結果的にこんな順番になりましたが、面白くなかったらすぐ飛ばしてOKだと思います。

 

興味があるところを深く勉強してみて解剖もいつの間にか覚えてて、他の疾患勉強したときに、解剖を覚えているからこれも理解できて、あー楽しいっていう好循環を生み出す勉強法です。

 

もちろん上下巻全て覚えた方がいいですし、解剖もちゃんと覚えていた方がいいですが、正直救急専属じゃないとむり。

だからこそ疾患だけは覚えましょう、救命士の方ここはスルーしてください。

(まぁ疾患覚えていったら発生機序とかも覚えて解剖生理強くなるから大丈夫です)

 

では順を追ってどこからどこまでを覚えればいいかを書いていきます。

解説は自分の言葉で書いていくので鵜呑みにしないでちゃんとテキストで確認してください。

 

※あくまで自分が勉強した順番で紹介していくので自分が覚えやすいところから勉強するといいですよ。

 

救急隊員はショックから勉強しよう

救急救命士テキスト下巻P604(第九訂)からショックは書いてあります。何回も読んでたら下巻の前半にあったよなとか覚えますよ。

先ほどの記事では心不全からと紹介していますが訂正させてください。

 

で、なんでショックから覚えようというのかというと、バイタルも覚えれるしJPTECにも繋がるし、何よりも覚えやすいです(自分の感覚ですが)。

ではショックでは何を覚えればいいかというと以下の通り。

・ショックの名前を覚える

・ショックの5Pを覚える

まずはこの2つだけ。601ページからだと概要とかなんやらかんやら長くて読むのめんどいのでまずこの2つを覚えましょう。

 

消防士はショック1周目はざっくり覚えましょう

ショックの名前は4つ。

循環血液量減少性ショック、心原性ショック、心外閉塞・拘束性ショック、血液分布異常性ショック。

まずはこの名前を覚えましょう、と言っても名前だけ覚えるの辛すぎますよね、わかります。

この覚え方はダメです。どんなショックなのか?を理解した上で覚えましょう、安心してください簡単です。

 

参考としては下巻P606表Ⅲ-3-13の表を覚えればOKです。

 

簡単に噛み砕いてみます。

 

循環血液量減少性ショック

これはその名の通り、大出血とか骨盤骨折とか両大腿骨骨折とか内臓損傷とか、そんなこんなの原因でめっちゃ血が出てショックになるってやつです。

血が足りなくて、心臓の左心室から出ていく血が足りなくなってきてショック兆候がでます。

 

心原性ショック

これも中身を覚えちゃいましょう。

急性心筋梗塞とか不整脈とか心筋炎で心臓の機能低下で起きるショックです。

これぐらいざっくりでOK。また後から回ってきます。

 

心外閉塞・拘束性ショック

これも中身を覚えましょう、3つだけ。

緊張性気胸、心タンポナーデ、肺血栓塞栓症、この3つが心外閉塞・拘束性ショック。

 

血液分布異常性ショック

アナフィラキシー、敗血症、脊髄損傷、迷走神経反射、この4つです。

 

では続いてショック兆候を覚えましょう。

 

ショック兆候

ショックの5Pとか言ったりしますが、

顔面蒼白、湿潤、冷汗、虚脱、呼吸不全

この5つです。

この5つのうち何かが当てはまればショックを疑ってもいいです、もちろん否定できれば否定する。

 

覚えましたか?

循環血液量減少性、心原性、心外閉塞・拘束性、血液分布異常性(参考:下巻P606表Ⅲ-3-13の表)を覚えます、そしてショックの5P(顔面蒼白、湿潤、冷汗、虚脱、呼吸不全)です。

 

消防士は覚えたらショックを2週目に行きましょう。

下巻P606表Ⅲ-3-13の表は覚えましたか?

ショック兆候は覚えましたか?

それでは2周目にいきましょう。上記を覚えていればあとはすんなり入ってきます。

 

循環血液量減少性ショックの機序と対応を理解する

下巻P607を全読みすればいいんですが、それだけだと分からないので解説します。

 

体内の血液が減ってくるとどうなるか?

まず脈が早くなります、心臓が元の量の血液を送ろうと一生懸命になります。心臓頑張れ!

 

心臓がポンプの役割をするのはわかりますよね?送り出すときは収縮するとき、つまり血圧では上の方ですね。

もとの量を送りたい→送る→でも出血で残りの血液は減っている→もっと吸わないと!

ってなるんです。

 

脈が早くなるのと同時(?)に拡張期も上がります。血圧の下の方ですね。

120/80→120/90→120/100→110/90

ってなってきたらヤバイです。ここの変化を感じれるかどうかはめっちゃ大事。

なぜかというとバイタルの変化で出血量が予測できるからです。

 

ショック指数について書こうかと思いましたが第9訂からなくなったので書きません。

この血圧と脈で出血量が予測できるというのはP608の表Ⅲ-3-15を参考にしてください。

 

出血量15%以下:脈100以下&拡張期不変&脈圧不変or強い

出血量15〜30%:脈100以上&拡張期↑&脈圧↓

出血量30~40%:脈120以上&拡張期↓&収縮期↓&脈圧↓

出血量40%以上:脈140以上or徐脈&拡張期↓&収縮期↓&脈圧↓

 

血圧を測り続けて拡張期あがってきた?ってなったらやばいかも?と疑ってください。

これはP608の表Ⅲ-3-15を文章にしただけなので、表の方が覚えやすいです。

 

現場での対応はどうすべき?

これはJPTECとかでも習いますが、大出血があればコントロールして、ショック体位、酸素投与、輸液‥などの選択肢があります。

 

明らかなのはいいですが、これまで救急に出てて救命士さんは、外傷のときほどオーバーで観察していました。

どういうことか?というと、外傷でどこが痛いって言ってて大出血していれば一目瞭然ですが、内出血のこともあります。

だからオーバーに取ってショック兆候は出ていないか?というのを入念に観察します。

 

1つある事案をあげると、84歳事故転倒による大腿骨骨折疑いの救急で、ショックをとにかく疑っていました。

大腿骨の場合、骨盤も可能性があるしとにかくオーバーでとって否定していくということ。

だから外傷に出たら顔貌はみてわかりますが、冷汗とかは手袋はずして確認しましょう。

 

 

循環血液量減少性ショックから何を学べるか?

これだけではないですが、ここを理解するには成人のバイタルを覚えておかないと無理ですよね?

そして心臓がどんな役割で、成人の血液量はどれぐらいか?どこの部位を骨折したらどれぐらいの出血量があるのか?

 

ほら最終的に解剖生理にたどり着いて、かつ覚えられます。

疾患と結びつけることによって解剖生理は覚えていきましょう。

 

現場対応のところで酸素投与や出血のコントロール、ショック体位、輸液‥この中身も深堀できますよね?

 

酸素投与ではマスクの種類や何リットルいれるのか?いきなり10ℓ投与してはいけない症状とか。

出血ではターニケットの使い方、止血の方法など。

体位管理‥

 

あげるとキリがないですが、循環血液量減少性ショックってだけでこれだけのことが勉強できます。

 

何が言いたいかと言うと、こうやって点と点を線にしていくんだよということです。

 

正直、見る気失せるぐらい長いですよね?

わかっています笑

あとの解説は省きますので笑

 

1つの疾患で深堀すれば解剖生理に辿り着き、枝葉を伸ばせば手技や特定行為まで手が伸びて理解していけます。

 

他のショックはぼちぼち更新してきます。

 

消防士の心原性ショックの二周目

心原性のポイントとしては、よく言われるのが「頸静脈の怒張&断続性ラ音」「仰臥位の体位」「禁忌が輸液」の3点セットです。

 

発生機序なんかは読んでください、ここからはこれは絶対に覚えとけを書きますので。

二周目で覚えるのは

・観察で頸静脈の怒張の確認&断続性ラ音

・体位は仰臥位

・禁忌が輸液

この3つを覚えておけばOKです。

一周目に心原性の症状は覚えているはずなので、ここを照らし合わせてあとはテキストの後ろで検索してそのページを勉強しましょう。

 

心原性や心外閉塞・拘束性でも言えますが、血液が取り込めないときは浮腫が出やすいので観察時に足や手の浮腫を確認するといいですよ。

ここの理由については調べてください。別の話になっちゃうので笑

 

では続いて心外閉塞・拘束性ショックです。

 

消防士の心外閉塞・拘束性ショックの二周目

ポイントは以下の通り。

・頸静脈の怒張

・とにかく早期搬送

・酸素やってもSP改善しないこともある

発生機序や疾患については救命士テキストに書いてあるのでしっかり読んで分からない単語は全部調べましょう。

心外閉塞・拘束性は3つでしたね?

心タンポナーデ・緊張性気胸・肺血栓塞栓症の3つ。もちろんこれだけの原因ではないかもですがメインはこの3つです。

 

それぞれをざっくり簡単に説明します(本当はもっと話せますが長くなりすぎるのでショートカットします)。

 

消防士が理解しておく心タンポナーデ

心タンポナーデは、心臓を包む心嚢(しんのう)の間に血液が溜まって心臓が拡張するのを抑えちゃうやつです。大動脈解離の合併症でもよく出てきますね。

膨らむときに圧迫されて膨らみきれずに血液を吸えないってやつです。

それで静脈に血液が溜まって怒張します。

 

心タンポナーデと言えば「ベックの三徴」です。

これを言わずとして心タンポは語れないレベル。

ゆーて「動脈圧低下」「頸静脈怒張」「心音減弱」の3つです。

 

で、あんぽんたんはこれを丸暗記しようとしますが、そんな愚行はしないように。

考えればわかります。

 

心嚢に血液ってことはなんかしらの原因で出血しています。ショックの表Ⅲ-3-15であったように出血量が多くなると血圧下がります。

ここで動脈圧低下が分かる。

 

頸静脈の怒張は、拡張できないんだから血液取り込めなくて、静脈に渋滞が起こっている。

 

心音減弱は心嚢に血液が溜まって邪魔するから心音も弱く聞こえてくるんです。

 

丸暗記よりも理解することをおすすめします。

 

 

消防士が理解しておく緊張性気胸

緊張性気胸は、肺に穴が空いてしまって、そこから空気が漏れて、胸膜腔に空気が溜まって肺が換気できなくなっちゃうってやつです。

これはP613の図3-3-6が一番わかりやすいでしょう。

これみてください。

 

手術は穴あけて空気逃します。

陽圧換気が禁忌ってなってますが、実際SPも下がって自発呼吸も薄れてきたら(そこは呼吸回数とかがあるのでここでは詳しく言いませんが)BVMで押すよね。

これは難しい問題かと(勝手に思っています)。

 

消防士が理解しておく肺血栓塞栓症

これこそ早期搬送、我々にはなにもできない。酸素やってもSPあがらんってこともあるみたいで。

女性は出産をするので血小板の力が男性よりも強く血栓ができやすいって勉強会で聞いたこともあります。

 

想定でよくありがちなのは、骨折しちゃって二週間ぐらいベッドから動けなかったんですっていうとき。

飯も食った、薬もとくになし、既往も特にないってなってきて、ほとんど否定できたら肺塞栓を疑うのもありかなと。

 

動いていないと血栓ってできやすくて、血液が溜まっていて血栓ができてそれが肺に飛んで肺塞栓ってパターンです。

これはよく聞くのはエコノミークラス症候群とか、あとは被災したときに車でずっと生活していると同じ姿勢でいるから血栓ができやすくなったりします。

 

 

救急隊員は胸痛を理解しよう

救急救命士テキスト下巻P680(第九訂)からスタートです。ショックはだいたい理解してきましたか?

 

P680って内容が少し薄いです。なぜなら循環系でがっつりくるからですね。

なので、ここで学んで欲しいのは一周だけで十分、P684の図Ⅲ-4-4の共通傷病者における判断と対応をみておきましょう。

 

理解しろというか、現場の動きになるので、この流れを覚えておけばいいかなと思います。

これだったら心電図っていう風な感じですが、バイタルって言ったら血圧、SPO2、呼吸、脈、体温、心電図までって思っていたほうがいいです。

 

基本的に心電図までとりますよって思っていてください。取って間違いはないです。

ということで、共通ではP684の図Ⅲ-4-4を理解しておきましょう。

 

消防士は胸痛で何が理解できるか?

P684の図Ⅲ-4-4のフローチャートでは、最初にショック兆候がきますよね?

そして呼吸数と脈拍数がきます。

こんな感じでみていくと、成人のバイタル値を確認できます。小児のバイタルは後からでもいいです、まずは成人のを覚えましょう。

 

他にも体位管理、聴診、心電図、胸痛の種類、SpO2、などなどありますが、最初の段階では理解できない部分が多いので、ここではバイタル値だけは覚えましょう。

 

 

救急隊員は循環系を勉強しよう

救急救命士テキスト下巻P747(第九訂)からP774までが循環系で、これはボリューミーです。

最初から最後まで勉強しようなんぞ解剖生理覚えていない一般隊員では完走は難しいです。

なので、ここでもポイントを絞ってここを覚えてから全部読もう!ということにしていきます。

 

一周目の順番としては

1:基本的対応を覚える

2:循環系疾患の徴候を覚える

3:どんな疾患があるか読んでみる

この3つです。

 

消防士の循環系疾患の基本的対応

P748からスタートする基本的対応は最初にみておきましょう。

ポイントとしては、

急激な胸骨後面痛が20分以上、もしくは2日以内に10分内で痛みは消えるが繰り返している

バイタルサイン

酸素投与と半座位の維持

この3つ。

 

急激な胸骨後面痛が20分以上、もしくは2日以内に10分内で痛みは消えるが繰り返しているというのが緊急度が高いということ。

 

バイタルサインはショック兆候が出ているかどうかを見分けましょう。

ここに書いてある数字はどれみてもやべぇやんって思えるので覚える必要ありません。

 

酸素投与と半座位に関してですが、酸素投与は必ずというか、SPをちゃんとみてねって感じですね。ショック兆候とかそういうのみて判断してください。

なぜ半座位にするかというと前負荷を減らすためです。前負荷に関しては調べてください。

 

 

消防士は循環系疾患の徴候を覚える

これは丸暗記ではなくて、疾患のことを考えたら当たり前なことです。

丸暗記しようとせずに理解しましょう、そしたら勝手に覚えています。

 

ポイントとしては

呼吸困難・失神・動悸・浮腫の4つです。

この4つで一番忘れがちが浮腫ですね。

 

浮腫はざっくり簡単に言うと、心不全で血液が溜まって血管外に水分がでちゃうよってことです。

なんでそうなるのかってのはテキストを読んでください、結局解剖生理にたどり着きますので笑

 

ということで胸痛とかがある人にはしっかり浮腫があるかどうかの観察をしましょう。

 

消防士はどんな疾患があるか読んでみる

疾患に関して、一周目から理解していくと時間がかかるので、まずはどんな疾患を覚えていけばいいかをみておきましょう。

 

動脈硬化

虚血性心疾患(急性心筋梗塞・不安定性狭心症・安定性狭心症)

心筋疾患(心筋症・心筋炎)

心膜疾患(心タンポ・急性心膜炎)

血管疾患(大動脈解離・大動脈瘤・急性四肢動脈閉塞症・閉塞性動脈硬化・深部静脈血栓症)

心電図と不整脈

以上となります。

 

多いよ!って思うかもしれませんが、別に全部覚えたほうがいいのかもしれませんが覚えなくて大丈夫です。

発生機序などさえ理解してしまえば、いつの間にか覚えているのでOKです。

 

 

救急隊員の循環系疾患二周目

一周目が理解できたら、それぞれ発生機序をみていきましょう。

一個ずつしっかり理解していけばいいです。

分からないことはガンガン救命士に聞いていきましょう。

 

ここではポイントしか上げていかないので上巻の解剖生理を見ながら(推奨)、もしくはググりながら(準推奨)進めてください。

 

消防士の動脈硬化

血管が硬くなっていってつまっちゃったりする現象。(剥がれて解離ってのもあります)

喫煙や生活習慣が悪いことに関与しがちで、脳梗塞や心筋梗塞の原因となりがち。

合併症になりやすいんですね。

 

消防士の虚血性心疾患

急性心筋梗塞・不安定性狭心症・安定性狭心症の3つが代表的。

 

急性心筋梗塞は、冠動脈が詰まって(動脈硬化とか血栓など原因は様々)、心筋が虚血状態になって壊死して動かなくなることです。

 

よく一時的な意識消失は脳で血栓が詰まって飛んで行ったなんて言いますが、なぜ冠動脈では血栓が逃げないか?というと、上巻の心臓のところをみてください。

冠動脈って脳の血管と比べて逃げ道がないんですよね。だから詰まっても抜けることなく心筋を梗塞しちゃうんです。

 

ちなみに壊死した心臓は回復しません。なので心臓の手術歴がある人は心電図に異常があることが多いです。ここはちょっと語弊があるのでテキストをよく読んでください。

 

不安定、安定に関しては、動脈硬化とかで詰まりかけているのが狭心症です。

狭心症の人は心臓がいたたたたってなるのはこれです。

 

消防士の心筋疾患

心筋症と心筋炎ですね。

心筋症は肥大型と拡張型があって、生まれつきなものが多いです。

突然死があったりします。

 

心筋炎はウイルスでなります。

小児とかでもあるもので、急性心筋梗塞とは判別が難しいが、突然死などが発生する可能性もあります。

 

消防士の心膜疾患

心タンポナーデと急性心膜炎の2つ。

 

心タンポナーデはショックでも出てきましたね?そう心外閉塞梗塞性ショックです。

ベックの三徴を思い出してくださいね。

 

急性心膜炎は心膜が炎症することで、原因不明だったり心タンポの合併症などがあり、ST上昇がみられやすいです。

 

消防士の血管疾患

大動脈解離・大動脈瘤・急性四肢動脈閉塞症・閉塞性動脈硬化・深部静脈血栓症の4つですが、特に急性大動脈解離と大動脈瘤は想定訓練でも出されがちなものです。

 

この辺に関してはここだけでは厳しいものがあるので救命士に聞いた方が理解が早いです。

大動脈解離については合併症がかなり多いということです。

図Ⅲ-5-7をみてみると、これだけ合併症があります。

これは解離がどっから裂けるか?で決まってきます。

 

大動脈瘤については、腹部大動脈瘤がメジャーですね。

ここではキーワードだけ、総腸骨動脈分岐部、浮腫の2つです。

 

急性四肢動脈閉塞症については、心房細動が最も多い、緊急手術できる病院へ搬送というところ。

 

深部静脈血栓症については、肺血栓塞栓症を伏せて静脈血栓塞栓症という部分。

血栓が心臓まで飛ぶと発生するという内容です。

 

 

消防士の心電図・不整脈

ここに関してはセットで勉強してください。

いやもう訳わかんねーよって人は、VFとVTだけでも覚えてください。

 

わかりますよね?そう除細動を打つときの波形ですね。

あとは地道に一つずつどの疾患だとこの波形が出やすいとかを覚えていくのがいいですよ。

 

偉そうに書いてきたが救急隊だった私も全部は覚えていない

偉そうに書いてきたが救急隊だった私も全部は覚えていない

疾患から勉強しろと言ったはいいものの、私も特に循環系に関しての疾患の名前は全部覚えていません。

 

救命士からしたら、いやいやってなるかもしれませんが、どうなったらこうで、こうなったらこれを疑ってっていうのを理解しましょう。

おそらく全部は言えないです。

 

ショックに関しては別ですが、心臓の病名覚えるのもいいですが、他にも予防やれ警防やれと覚えることは盛り沢山でしょうから。

 

以上で下巻の自分がやってきた勉強の仕方について終わりますが、結局は解剖生理にたどり着きます。

ひとつひとつしっかり調べてください。

そうすることで解剖生理も覚えられて、救命士が考えていること、どういう手技をしてほしいなどが理解できます。

 

救急隊は運び屋ではだめですよ、しっかり救急活動をしましょうね!

 

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