救助技術指導会が無駄だと思っている消防士です

この記事では、救助技術指導会は消防士に必要ないと思っている自分の考えを記事にしました。(途中、言葉が悪い部分があるかもしれません。でも感情的になってしまうぐらいの話です)

自分のところは救助技術指導会を10年も15年もしないといけない消防です。果たして市民のために働く私達に本当に必要なのだろうか?

この記事の結論を言うと「救助技術指導会は無駄だから現場訓練しましょう」って話です。

 

こんなことを書くと「全国大会にも行ったことないくせに…」なんて言う救助訓練おじさんが出てきますが知らんです。全国大会行かないと何も言えないっておかしくない?

救助技術指導会によって消防士が得られるもの

これまでさんざんTwitterでも言ってきていますが、無駄無駄と自分で言っておきながら4年間みっちり救助技術の訓練をしてきました。

その中で得られたものは以前ツイートした通りです。


4年間救助技術指導会の訓練を実際にして得られたなと思うことが

救助訓練で得られるもの
・体力が付く
・仕事の頑張り方が分かる
・我慢の精神が付く

という3点です。

この3つですが「現場訓練でも得ることができる」っていうのがミソなんです。救助技術指導会の様子を見て頂ければ分かるように、実際の現場の想定ではないんですよね。ここで以前バズったほふく救出の映像をどうぞ。

 


国民のみなさんには

かっこいい!
すごすぎる!

なんて反応をもらっていました。(このツイートを否定する訳ではないです)

こんなの辞めろよって現場の声に対して、消防のPRになったから続けろ!なんてレスバしている人もいました。

 

果たして現場に沿っているでしょうか?

現場でこの動きをするでしょうか?

そう、現場でこの動きは絶対にしないんです。現場では使わない訓練を年がら年中しています。それで得られることは、さっきの3つです。

何が言いたいかって、さっきの得られる3つは現場訓練でも得られるんだから現場訓練しましょうねって話です。

なぜ救助技術指導会は無駄なのか?

なぜ国民には、

かっこいい!

なんてPRになるのに現場の消防士からは

無駄だ、早く辞めろ

っていう声があがるのでしょうか?


以前、私がツイートした内容ですが、簡単に言えば「めっちゃお金かかっている」っていうことです。

別にいいじゃんって思う方は、それは税金なのですよ?という話。でもそれで成り立ってんでしょ?って?

救助技術指導会にたくさんの予算を取ります。

しかし現場で使う資機材はなかなか買ってくれないのです。

救助技術指導会に反対している人たちの思いはここにあります。成り立っていないんですよ。もちろん各自治体によって財政状況は様々ですが、特に田舎はお金がありません。

なのに救助技術指導会で使うロープやからびなを買うお金はあるのに、現場用のロープやからびな、その他の資機材を買うのはためらうんです。

自分のところなんて心電図パッドを買ってもらえませんでした。これが現実。

実はこの救助技術指導会の訓練をするにあたって、訓練棟や訓練施設を維持するのにも非常に多額の税金をつぎ込んでいます。

 

なぜ、救助技術指導会の訓練をしている消防士たちが「無駄」だという声を上げるのは多額の税金を使うべきところに使っていないからなんです。

救助技術指導会は無駄だけど無くならないからせめてこうしてくれ

ひとえに全国で約16万人いる消防士の中で、たった一人わたしがどうこう言おうと救助技術指導会はなくなりません。

というかずっと無くならないと思います。理由としては、これまでも無駄という意見が上がっておきながら

・伝統だから
・現場に沿っているから

なんて時代を遡っている日本の消防ですから、無くなりません。今、令和だよね…

 

救助技術指導会をやって何も得るものはないという訳ではないので救助訓練をするにしても3年でいいんじゃない?って思います。


このツイートの通り、10年もする必要ないんですよ。3年で全国大会まで必死こいて頑張れって発破かけてやらせて、終わったら「努力の仕方は分かったな?じゃあ後は現場訓練に活かせ」っていうのが1番ベストだと思います。

現場のために救助技術指導会を活かすのであれば、この方法がいいのではないかと思います。自分の先輩に地理も覚えていないのに、障害ばっかりしている先輩がいます。

あほなんじゃないかなって思いますよ。本末転倒というか…本末転倒ですね。やるなら3年でいいです。

救助技術指導会の訓練やっておけばOK!みたいな脳みそもどうかしています。私達、消防士の仕事は、国民の生命身体及び財産を保護することにあります。どこに救助技術指導会の訓練をすること、って書いているんでしょうか…

絆とかいっているアホ消防士へ

言葉悪いですが、絆とか相手のことが分かるとか言っている人へ。チーム組んでいる人のことしか分かりませんよね、他の人とは絆生まれませんよね。

では、50代の上司のことは分からなくていいんでしょうか?その競技のチームで常に現場に出るのでしょうか?現場訓練のほうが現場で使う技術がどこまでなのか?といことが上司は分かりますよね。

救助技術指導会を精神論で言っている人は、まじで考え方変えるか消防士辞めたほうがいいですよ。市民に申し訳ないと思いませんか?

救助技術指導会は無駄、消防士に必要ないのまとめ

書きたいことはもっともっとありますが、また別の記事にします、長くなるので。

まとめ
救助技術指導会は無駄だから3年で終わらせて現場訓練しましょう

っていうのが言いたいんです。自分の考え方と消防の考え方の1番の相違はここです。

少しでも救助技術指導会が縮小されることを祈っています。

救助技術指導会をなくせばメリットが多いということも記事にしました。

救助技術指導会がなくせばメリットのほうが多いです

3 COMMENTS

空飯

とても素晴らしい記事でした。
私自身、「救助大会で優勝することが正義」という現場に活かせないことを熱心に行う現在の消防のやり方は違和感を覚えてました。

「救助技術は3年で良い」
これはとても具体的かつ的を得た提案だと思います。

「救助大会をなくせ!」とまでは言いません(確かに体力、忍耐力などが得られるメリットがあります)
しかし、wavyさんの言う通り長年やるものではないと思います。

「3年救助大会をやったら引退」っていう流れ、素晴らしいと思います。

良い記事をありがとうございました。

改めて救助大会への今後の展開を考えさせられる内容でした。

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wavy

コメントありがとうございます。

頑張り方さえ分かってしまえば救助技術指導会の本意は達成していると感じています。

いろいろな意見がありますが、賛成してくれて嬉しいです(^^)

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