消防士に大卒でなるメリットはあるのか?元消防士が考察

消防士になりたいけど大学を卒業して消防士になるメリットってあるのかな‥?

消防士になりたい人

このような疑問にお答えします。この記事分かることは以下の通りです。

・大卒で消防士になるメリット

・大卒で消防士になるデメリット

筆者は地方の消防士を大卒で4年間努めました。その経験を元にこの記事を書いています。ぶっちゃけ話なども入れているので楽しんで読んでください!

大卒で消防士になるメリットとは?

さっそくこの記事の結論からご紹介します。

大卒で消防士になるメリット
  • 高卒で消防士になるより給料が高い
  • 消防士になる前・なったあと選択肢が多い
  • 社会人として最低限のマナーはある(個人差あり)

上記4つが大卒で消防士になるメリットとなります。1つずつ深掘りしていきます。

大卒消防士のメリット:高卒より給料が高い

大卒消防士のメリット:高卒より給料が高い

これは言わずもがな、公務員の特徴で大卒の方が給料は高いし、昇進も早いです。昇進に関しては各自治体の条例がありますが、私が昇任試験を受ける資格が与えられたのは4年目の最後の年です。

高卒であれば6年かかるという決まりでした。

そして給料に関しても同い年の高卒で入った先輩の給料を4年目で超してました。超したといってもほんの少しです。とはいえここから開いていく一方ですね。

地方の消防士の給料ってどのくらい?

1つここでぶっちゃけ話。田舎の消防士の給料ってどれぐらいなんだ?って思いますよね。気になる人は「〇〇市 消防 給料」って調べれば条例が出てきます。

そうなんです公務員の給料って条例で決まっていて全部公表しています。だいたい左の列の真ん中から少し上ぐらいの金額です。笑

ちなみに私の消防5年目(つまり2020年1月〜の給料のこと)のときの給料(額面)が、やっっっっと県庁所在地がある市の大卒消防の初任給を2000円超えました。

田舎ってそのぐらい給料低いんですよ、それでいて救助訓練で休み全くないですから。笑

入る消防はしっかりいろいろなところを加味して入りましょうね。

大卒消防士のメリット:消防士になる前・なった後の選択肢が多い

大卒消防士のメリット:消防士になる前・なった後の選択肢が多い

今回の記事で最も言いたいことはこの「消防士になる前となった後の選択肢が多い」というのは大卒消防士と高卒消防士の1番の大きな違いだと思っています。

考えれば当たり前のことだとは思いますが、選択肢が多いのは非常に大事です。時代が変われど学歴というものはついてきます、一生。

消防士になるときは大学であれば就活もできるしインターンも参加できます。もちろん高校生でもできますが、ここまで視野が広い高校生って目立った一部の人だけじゃないでしょうか?公務員もインターン制度があればいいんですが‥。

そして就活も経験できるというお金では買えないものが手に入ります。このブログで消防士になりたい人も就活をしろというのはここの部分です。

消防士になってからミスマッチだったとしても転職の幅が違います。学歴で切る会社は多いです。消防士になりたくてなったとしても、必ずしも続けたいと思うかどうかはわかりません。人間ですから。

別の選択肢があるというのは非常に人生を豊にします。消防士だけが人生ではないですし、他の経験をしているからこそ、選択肢があるからこそ、いい消防士になれると私は思います。

自分のために仕事をするのではなく、市民のために仕事を、消防をする消防士になれると思います。

大卒消防士のメリット:社会人として最低限のマナーがある

大卒消防士のメリット:社会人として最低限のマナーがある

ぶっちゃけここは個人差ありますが、これまで後輩が入ってきた中で、消防学校時代の同期を見ていて言い方悪いですが高卒の消防士は「イキってるな」と感じることが多かったです。

社会なんて少しも知らずに入ってくるから当たり前かもで、これからなのでしょうが社会人としての最低限のマナーなどがわかっているのは大卒の方がまだマシだなって思っていました。

年齢のせいもあるのでここは仕方ないかなと思います。

ただ個人差は激しいなとは思います。大卒枠で受験に来ていた方たちが試験後外で騒いでいるのを見たときは残念でしたね‥。笑

もちろん高卒でしっかりしている方もいますので、ここは悪しからず。

大卒で消防士になるデメリットはあるか?

メリットは上記の通りですが逆にデメリットはあるでしょうか?

よく考えられるデメリットは以下でしょうか?

大卒で消防士になるデメリット
  • 高卒の方が経験年数がある
  • 年下が先輩になる
  • 大卒なのに‥と思われる

上記デメリットも深掘りしてきます。

高卒消防士の方が経験年数が大卒よりある

高卒消防士の方が経験年数が大卒よりある

確かに大卒1年目のときに高卒消防士は5年目になります。この経験値は埋められないのか?というと埋められないです。

さすがに経験は経験で埋められないです。19~22歳までの消防経験はもう無理です。

ですがその経験は別のもので埋めていくことができます。ぶっちゃけ何も考えないでやってきた4年間の経験ってすぐに超えられます。

もちろん意識高く過ごしてきた消防士にはなかなか勝てないかもしれません。ですが、そもそも勝つ必要ってありますか?そういう意識から変えた方がいいです。

なぜか?というと、誰かより優れていなければいけないっていうのは自分のために仕事をしているからです。

こういう消防士が多いこと多いこと。特に意識高い系に多いもんだから厄介です。年配者も自分のために仕事をしているもんだからこういった考え方の人は優遇されがちです。

残念ながら消防組織法第一条に反してます。消防は市民のために仕事をしなければいけない、これは法律で決まっている以上仕方ないです。

この話は別記事で書いていきます。とにかく誰かに勝つ必要なんてないです、それよりも市民のためにどういった活動ができる消防士であるべきか?を考えて日々スキルアップするべきです。

経験年数が少なくなるから大学は無駄という考え

先輩にも大学に行こうかと思ったけど、どうせ消防士になるなら大学時代って無駄だから消防士になったという方もいました。

こういう考え方もありますよね、大学時代よりも経験を取るという素晴らしい考え方です。

ですが私としてはただでさえ田舎の高校を出て世の中をしらない、自分が知っている職業なんてほんの少しだと思っています。なぜなら就活の決定権が自分にないからです。

大学のインターンや就活となればいろいろな企業と接触できます、その中で考え方が変わります。消防士だけが人生ではなく、他の職業も知った上で消防士になるのがいいかなと思っています。

この記事を読んでいる方で、大学進学か消防士か迷われているなら、大学行ってからでも遅くないと思います。もちろんまた勉強は必須になりますが、ぶっちゃけ大学は楽しいですし、自分の活動次第でいろいろな刺激を貰えます。

今はSNSが発展しまくっているのでいろいろ情報取得は得意なのではないでしょうか?

大学時代が無駄になるかどうかなんて分かりませんし、私は全く無駄とは思いませんでした。むしろ正解。家庭の事情から本当なら高卒で働くべきでしたが親には本当に感謝しております。

とにかく無駄なことって今活かせられていないものが無駄なものであって、活かすも殺すもあなた次第です。

大卒で消防士になると年下が先輩になる

大卒で消防士になると年下が先輩になる

これもどうでもいいデメリットですね。逆になぜ年下が先輩じゃダメなんでしょうか?年齢ってどうでもよくないですか?関係ないですよ、正しいこと言っている人が正しいんだから。

もちろんそれじゃ現実は通用しないのは理解しています。私もここのギャップに苦しんで辞めたので。先輩が言うこと階級が上の人が言うことが絶対、そういう世界だから昭和の消防を続けているのでしょうね。

私も年下の先輩はいました。ですが、特に不便さを覚えたことはないですよ。同級生が多くて不便さを覚えたことはありましたが‥笑。(身内ネタですみません、同い年の先輩にタメ語使ってしまってシコタマ怒られたことがあります笑)

年下でも自分より消防のことを知っている先輩ばかりでしたし、特段嫌だなって思ったことはないです。雑用の取り合いはめんどくさかったですが‥。

大卒で消防士になると大卒なのに‥という変な期待値がある

大卒で消防士になると大卒なのに‥という変な期待値がある

これは結構私も感じました。田舎消防だと大卒で取っている人が少ない(自分のところだけかも)ので、大卒いじめまでは行きませんが、やりにくさを感じたことはあります。

言い訳ではないですが、大学は理系で4年間専門の物理と英語しかやってきませんでした。漢字の練習なんてしたこともない笑。

文章の作り方とかも正直苦手だったんですよね。特に公務員の文書作成は独特でかなり分かりづらい表現をしないといけないので‥。

その点に関してはよく「ほんとうに大卒か?」と言われたことはありました。他にも「高卒よりいい給料貰ってるんだからちゃんとしろよ」とか。笑

ここのやりにくさはありますが、圧倒的訓練への取組と現場の動きで先輩たちの評価はひっくり返せるので安心しでください。

大卒で消防士になるメリットのまとめ

大卒で消防士になるメリット
  • 高卒で消防士になるより給料が高い
  • 消防士になる前・なったあと選択肢が多い
  • 社会人として最低限のマナーはある(個人差あり)

給料が高卒より高く、選択肢が多くなるというだけでも十分メリットはあります。いや、おれは消防士にしかならないんだって思っていても挫折したりなど多くのことが人生ではあります。

そのときに何も選択肢がないのか、あるのかでは大きな差です。

この記事があなたの人生に少しでも参考になればと思います。

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