消防士に考えてほしい「市民は消防士を選べない」ということ

この記事では、消防士の人に市民は消防士を選べないのだから基礎は同じレベルじゃなきゃおかしいよねという内容になっています。

1年目だろうと30年目だろうと読んでいただきたい内容になっています。

 

市民は消防士を選べないから基礎は等しくあるべき

 

以前からブログの中では言ってはいますが、先日ツイートした内容がこちら。


市民の人は、火災のとき、救急のときつまり災害が起きたときに、出場してくる消防士はこの人とこの人でお願いしますなんてできないんですよね。

キャバクラやデリ〇ル、相席屋のようにチェンジでお願いいたします。なんてのもできません。

同じ税金を払っているのに、等しいサービスを受けれないっておかしくないですか?

 

もちろん経験年数でできる応用の範囲というのは差が出ます。だからこそベテランだけが現場に出る訳ではありません。

もちろん若い人は年配の人よりも体力があります、それぞれのアドバンテージがあって1つの隊です。

ですが、基礎は等しくあるべきです(2回目)。

 

最低限できなければいけないことをできないまま出場するなんて市民からしたら同じ消防士なのになんでこんなに差があるの?税金払ってるよ?って話です。

現在、自分の消防では救助技術指導会の訓練をしていますが、1年目の消防士も救助技術指導会の訓練に参加しています。

果たして必要でしょうか?

もちろん自分たちも同じように1年目からやってはきましたが、今思うのは、現場の基礎(最低限の警防技能、地水利、救急の知識)ができあがってからするべきではないでしょうか?

 

1年目の消防士は覚えることだらけ

以前、むとうさん(@Ge6sw)https://twitter.com/Ge6swがツイートしていた通りです。


他の記事でも紹介させていただいています。
救助技術指導会を初任科上がりの消防士にやらせる意義とは

上記の記事でも書いていますが、1年目の消防士は覚えることだらけです。

多すぎて1年目では完璧にできないでしょっていう量です。それにも関わらず救助技術指導会の訓練をさせるというのはいかがなものか…

これを言えば先輩方は間違いなくこう言うでしょう。

「俺たちもそういう風にやってきたからできないとだめ」

ってね。

 

んーだから今のレベルの低い消防ができあがっているのではないでしょうか?

 

これまでやってきたことと同じようにやっていれば業務は多くなるのにやり方は一緒、アップデートなしでは良くなるわけがないですよね。

自分が今いる消防だけではないと思います、レベル低いな…って感じるところは。

まぁこういうと先輩方は

「そんなこと言える立場かよ?」

って怒ってきます。

 

私から言うと、立場関係なくね?って思います。

正しいことを言っている人が正しい、そうではないでしょうか?

 

むしろ、たかだか4年目の人間が「自分の消防ってレベル低いな」って思うことに対して危機感を感じてほしいと思います。

 

 

消防の基礎が必要なのだから基礎の訓練をすればいい

 

なぜレベル低いなと感じるかというと、先輩はいいとして(あまり言うと怒るから)20代の人達のレベルが低すぎます。もちろん自分を含めて。

自分が少し努力しただけで20代の中で救急で負ける自信はないですし、この状況の時点でやばいですよね。

救急だけに限らず警防も含め、天狗になっているように聞こえるかもしれませんが、自戒の意味も込めて20代はレベル低すぎです。

こんなもんだろって思えばそれまでですが、進んでいる消防の若手の知識はすごいです。

 

だからこそもう一度何をすべきなのか考えなければいけません。

我々は市民のためにいるわけで、何も全国大会に行くためにいる訳ではありません。

市民サービスの低下につながるのであれば、縮小させるなり対策をとるべきだと思っています。

そして基礎を作る訓練に変えて、市民へ等しいサービスをするべき。

誰が来ても基礎は一緒。

市民はこの人が来てよかったよ思われるようにならなければいけませんよね。

 

 

市民は消防士を選べないからこそいいサービスへとなる

市民は消防士を選べないからこそいいサービスへとなる

市民も毎当務誰が勤務しているか分かって、災害時に誰と誰は絶対来てねって言えるようになればいいですが、そういうわけにはいきませんよね。

だからこそ、いい点があると自分は思っています。

消防士を選べない利点
  • 全員が同じサービスを出来るように努める
  • 先輩たちが近道を教えてくれる

この2点がいい点なはずです。実際には行われていないのが現状ですが、このように変わっていってほしいと思っています。

 

消防士を選べないからこそ同じサービスをできるように努める

 

自分が所属している消防に限らず、救助技術指導会の訓練をメインでやっているところは、ここの部分をぜひ伸ばしていけば、市民のために働く消防に直結すると思います。

前章で言った、基礎の部分がここです。基礎を高めれば、最低限同じサービスを市民に与えることができますよね。

ここが大事です、ここができた上で、救助技術指導会の訓練をすべきだと思います。

救助技術指導会の訓練をしながらだと、その基礎を先輩たちと同じレベルになるまで時間がかかりすぎてしまいます。

救助技術指導会の訓練の時間を基礎を高める訓練に充てれば、住民サービスの充実は間違いないですよね?
どこをメインに置くかが大事になっています。

 

 

消防士を選べないからこそ先輩たちが近道を教えてくれる

 

さきほどの続きになりますが、非番などの時間も現場の基礎のために時間を費やすのであれば、先輩たちはもっと近道の方法を教えてあげるべきだと思います。

そうやって俺たちもやってきた、ではアップデートが皆無です。

こういう勉強の仕方をしておけば、こういう訓練をしておけばもっと早く気づけたのにというのはたくさんあるはずです。

実際に自分も4年目ですがたくさんあります。

 

そこのリソースに関してためらっている先輩は自分が教えた分、後輩に追いつかれるのが嫌だという心理が働いていると思います。

もう何も勉強とかしないで、のんびり退職までしたいって思っているから勉強もしたくないし、後輩に教えて追いつかれたくもないわけです。

 

そんな器の小さい消防士なんていないでしょ(笑)って思うかもしれませんが、実際はたくさんいますよ。

 

少しでもドキッとしたなら、明日から後輩に少しずつあなたの知識や技術を教えてあげてください。

また頑張って知識を蓄えればいいだけです。後輩も伸びてきて楽しくなるはずですよ。

 

 

市民は消防士を選べないから基礎は等しくあるべきのまとめ

 

市民は消防士を選べない
  • 全員が同じサービスを出来るように努めるべし
  • そのために先輩は積極的に教えてあげよう

消防の基礎が上がれば市民サービスも充実してきます。

間違いないです。1年目でも5年目の人と同じ手技ができるように努めるべきです。

あと数か月(2019年12月時点)ですが、素晴らしい消防になることを祈っています。

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