消防士で救急がなかなか覚えられない動けない人へ送る救急のコツ

この記事では、消防での救急業務で現場の動きがなかなかできない、救急の知識がなかなか覚えられない…と悩んでいる人のために、現在現役消防士の自分がどうやって覚えたか、動けるようになったかを紹介しています。

スペックとしては以下の通り

  • 消防士4年目
  • 救急隊3年目
  • 救急を学んでから消防が面白くなった

消防士で救急が覚えられない現場で動けない人が理解しておくべきコツ

 

消防の救急の現場や知識として動けない、覚えられないという人は下記のコツを理解するといいですよ。

救急のコツ
  • 現場では一歩引いて活動する
  • 知識は救命士と確認しながら覚えていく

この2つです。

 

消防の救急現場では一歩引いて活動すべし

 

以前のツイートです。


先輩や救命士によく現場で「慌てるな」って言われませんか?

救急隊なりたての人には多い現象ですね、実際自分も言われていました。

自分的には落ち着いてやっているつもりなのになぜか「また慌ててる」って言われることってありますよね?

まさに自分がこの状況に陥っていました。

そのとき試しに、救急があっても、前に出ずに言われそうなことだけやって眺めておこうと決めました。

実際にその救急では最低限のやることはやって、あとは後ろでタブレット操作をしていただけの救急でした。

しかし、帰り道に救命士の人から「やっと落ち着いてできるようになってきたな」と言われました。

このときに、あ、これかぁ原因はと思いましたね。

 

何が原因だったって、自分が持てる限りの知識を振り絞って傷病者に接触しようという気持ちが強すぎて前に出て行ってしまっていたのです。

そして急ごうという気持ちが強くバイタル計測も何かバタバタしている感が拭えなかったのです。

簡単に言えば「おれがおれが」の救急になっていたわけですね。

 

3人1組での救急です。一人が急いだところで病院は決まりませんし、傷病者は痛みから解放はされません。

もっとゆっくりメリハリをつけてやれば自然とスピードは出ますし、傷病者にも同じ隊員にも不快感を与えない活動ができます。

 

火災現場とか不愉快じゃないですか?

幹部とか年配の人やら消防団長が、あれしろ、これしろってうるさいし騒ぎますよね。

自分からしたら本当に落ち着きのない指揮統計の取れないご老人たちだなって思います。

 

2019年に少し流行った言葉を使えば、もっとセクシーな現場活動にすべきです。

 

ゆっくりでいいです、手技をしっかりして1発で終わらせればバタバタしているときより速くなります。

もしあなたが隊員なら、1歩引いて活動してみてください。先輩任せたぜ!ぐらいの感じでいいです。自分がやれるところをしっかりやっていれば。

 

 

バタバタする原因は自分の自信のなさにある

 

これは別記事で深く書こうと思いますが、機関員にしろ隊員にしろ自分の手技に自信がないから頭が真っ白になったりバタバタしてしまいます。

自信がないから現場でできないし怒られる、じゃあ訓練するか?というとこれも自信がないからあまりしたくない…という無限ループになります。

怒られたくないと思っている人は下記の記事を参考にしてください。
消防で仕事ができる先輩は若いときに怒られている

とにかく自信をつけるには訓練しかないと思います。

 

 

消防の救急の知識は救命士と確認して深堀すべし

 

手技はいいんだけどなかなか知識とリンクしない、知識が覚えられないという人はけっこういるのかなと思います。

救急現場で何をすればいいか分かるけど、何のためにやっているか分からない…的な(笑)

それだと、ただの運び屋になってしまっているので少しずつでいいから知識ともリンクさせていきましょう。
消防士の救急はただの運び屋?病院までの無料タクシー?

 

どうやってリンクさせていくか?というと

救急に出るたびに通報内容から考えられる初見や病態、観察のときにどこを疑ったのか?というのを確認すると知識と手技がリンクしてきます。

自分は非番、週休を使ってその確認事項の勉強をしていました。

非番週休使わなくてもいいですが、がっつり勉強する期間を設けるとかなり知識定着のスピードが速いです。

 

そして覚えてくると、救命士が今何をしているのか分かるようになってきます。これが救急の面白いところです。

自分が予想する観察の部分とかぴったり合うと、だよねだよねそうだーよね♪ってなります(笑)

これは冗談として、帰署中に答え合わせしていくと、自分の知識で足りない所とかが確認できるのでオススメです。

 

話づらい救命士でも、自分から教えてって言いに行けば教えてくれますよ。むしろ喜んでだと思います。

 

消防の救急隊で知識定着への1番の近道

ここからは、救急隊として知識を覚えたり手技のレベルを高める1番の近道を紹介します。

結論を言うと、『救急のことを好きになろう』ということです。

正直、これだけで十分です。

救急が好きになれば間違いなく覚えていきます。

 

好きな相手の特徴とか趣味、好きな漫画とか簡単に覚えられるのと同じです。

救急loveになりましょう。

loveまで行かなくともlikeぐらいあれば十分です。

loveすぎて救助とかに目が回らないとなると本末転倒なのでlikeぐらいにしておきましょうか。

 

 

実は後輩がlikeになるには先輩たちにかかっている

実は後輩が仕事をlikeになるには先輩たちの指導によって変わります。
消防士で仕事ができる先輩は後輩を大事にしている

上記の記事でも書いているのですが、先輩たちの1番大事な仕事って「後輩が仕事のことをlikeになる状態にする」これが大事だと思います。

指導するときに「こんなのも知らないのか?」なんて指導していませんか?「え?まじやばいぞお前…」なんて言っていませんか?

それは指導でしょうか?指導において脅威を与えるのは指導とは言えません。指導というのは相手の分からないこと、できないことを浮き彫りにして、そこを重点的に鍛えるように促すのが指導だと思います。

つまり、その仕事ができるとこんなにいいことがあるんだよ、こんなことができるようになるんだよ、自分みたいに仕事が少しできるようになるんだよというメリットを教えるのが指導です。

何もあなたの道具ではないですし、部下が伸びる環境というのは、失敗を失敗と捉えずに、その原因を探ることができる環境です。

ミスをした→怒る

ではなく、

ミス→なぜミスをしたのか?→じゃあどこを勉強して訓練したらいいのか?

こういうフローチャートになりませんか?

そうすると後輩も受け入れやすくなります。

 

 

後輩は先輩にミスを追求させてもらえるように取り繕う

ここまでの書き方だと、後輩は特段、努力することなく環境のせいにできると思います。

ですが、後輩にもできることは山ほどあります。

そもそも初任科程、救急科程など消防学校で習う基礎知識は覚えておかなければなりません。

ここはけっこう大事な部分でメモって欲しいぐらい。基礎のきぐらいは覚えてこないと先輩たちもそこまで暇じゃないってことですね。

だからこそ、自分の時間を売ってでも基礎のきは覚えてにいくべきなんです。

ここを詰めていくことによって、先輩たちにも質問をしやすくなります。

基礎は理解しているからこれ教えてよって感じですね。手取り足取り教えてなくても理解力も高まってきているのでどんどん話のレベルが高くなってきます。

だからこそ、この記事を見ている若手消防士はさっそく勉強スタートさせましょう。

救急だけではなく、警防でも救助でも予防でもOKです。

とにかく、初任科程など消防学校で習ったことは網羅していきましょう。

 

消防の勉強するときのコツを1つ紹介します

自分がやっていたオススメの勉強方法を1つ紹介して終わります。

今日勉強したことをSNSで発信するという方法。

これはハードル高そうに見えますが、意外と大丈夫ですし、意外とウケがいいです。

オススメはTwitterで別アカウントを作成して淡々と勉強したことをつぶやくアカウントにします。

 

どんなメリットがあるかというと

    • アウトプットすることでさらに知識定着
    • 自分が何を勉強したか明確化
    • SNS界の人達の知識を盗める
    • 指摘してもらえる

というメリットがあります。

自分が去年勉強していたころは今とは別のアカウントでやっていました。

めっちゃ簡単なことでもいいんですよ。

「成人のバイタルは~、小児は~ただ年齢によって大きく変わる~」

とか

「心筋梗塞は冠動脈に血栓が詰まる病気」

これだけでもOKです。

すでに違和感を感じている人がいるかもですが(笑)

 

いいんです、指摘をもらえればファボしておいてありがとうって言っておけば。

自分も以前、救急訓練があったときの話をしたら、そこそこ「おかしいだろ」的なリプが来て、おーありがたいありがたいと思っていました。

その人は途中で他にも言いたいことあるけどいいやって言って去っていったので残念でしたが…

 

正直、文面だけでは伝わらないところもあるので、叩かれても全く気にしなくていいです。むしろ構ってくれてありがとうというスタンスで大丈夫。

インプットしたらアウトプットすることで知識定着が飛躍的に早くなりますからオススメですよ。

 

消防士で救急が覚えられない現場で動けない人が理解しておくべきコツのまとめ

救急のコツ
  • 現場では一歩引いて活動する
  • 知識は救命士と確認しながら覚えていく
結論としては、この2つさえしっかりできていれば動けますしバタバタしてるなんて言われません。

半年ぐらいかけてがっつり勉強することがオススメです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です