消防士は救急の勉強をどこからしたらいいのか?

 

この記事では、消防士になって救急の勉強をするときにどこから手を付ければいいのか?というのを実体験とともに紹介します。

現在、救急科を卒業して救急隊員になって3年目で、経験も踏まえての内容になっています。

 

消防士は救急をどう勉強すればいい?

 

救急科のときは、テスト→忘れて次のテスト内容覚える→テスト→…

の繰り返しでした。

救急科終わって頭には特に内容は残っていませんでしたね。

結論からいうと、

救急の勉強
解剖生理は後回しにして疾患から勉強する

という方法です。

 

以前もツイートしましたが、いきなり解剖生理学から入ると間違いなく躓きます。

なぜなら面白くないから。

 

自分の体のことだから面白いという人もいますが、自分は救急科に入る前に解剖生理を勉強していて眠くならなかったことはありません!!

 

救命士の方からしたらあり得ないと思いますが…実際、一般隊員が勉強するとなると取っつきにくいところです。

実際に自分も躓きましたし。

 

おすすめは疾患から勉強することです。

 

いやいや…って言いたいのは分かっています。病態から勉強すると最終的にたどり着くところも紹介しているのでそのツッコミは待ってください。

 

(前提として初任科レベルの救急は覚えていることで記事は進めていきます。)

 

消防士は疾患から勉強すると面白い

 

疾患から勉強というと、救急救命士テキスト第9訂(以下テキスト)の下巻からです。

そろそろ第10訂が出ますね。

 

下巻は呼吸不全から始まっていると思います。

次に心不全、ショック…という並びです。

 

下巻の頭からと言いたいところですが、自分にとって呼吸不全の部分も難しかった。COPDとか理解するのに時間がかかった。

 

だからこそ最初は心不全のところから勉強するのがいいのではないかなと思います。

そして次にショック。

 

なぜかというと、ここの2つは救急隊員にとって分かりやすい、かつ訓練時によく想定で出されるからです。

 

つまり、覚えておきやすい疾患なのでここの2つから勉強したら自分は覚えやすかったですし、興味もかなり湧いてきました。

 

 

疾患を勉強しても最終的には解剖生理の話になる

 

おそらく最初の、

おすすめは疾患から勉強することです

のところで救命士さんはツッコミを入れたかったはず。

 

何かと言うと、

疾患を勉強しても最終的には解剖生理の話になるよ

っていうことです。

 

そうなんです、実はどの病態を勉強しようと最終的には解剖生理になります。

 

というよりも、いつの間にか解剖生理も勉強していることになりますね。

 

先ほどあげた心疾患の勉強でも、結局は心臓の部屋の名前だったり動き方、役割、血管の流れなどを理解することになります。

 

結局、解剖生理に行きつきます。

 

ショックだって同じです。

なんでショックに至るのか、ショックになる理由、どこが悪くて、どこを損傷したら毛細血管が~って結局、解剖生理です。

そう、私が言いたいのは疾患の名前だけ覚えろよってことではありません。

 

疾患を勉強していくうちに、いつの間にか解剖生理の知識も付いてくるから、あとから解剖生理を勉強したときに理解しやすくなるよということです。

 

もちろん、最初から解剖生理を覚えていて疾患に行ければいいですが、まぁ覚えられない(笑)

 

実際に自分はまったく覚えられなかったですし。

興味がない人なんて特に覚えられないと思います。

 

こういった勉強を重ねていけば、引き出しが多くなる、かつ開け閉めが早くなります。

 

単に出場していた救急も、自分で原因を疑って活動ができます。

さらに訓練も重ねていけば知識の定着度はぐんっと上がります。

 

こういった理由もあって要救助者のことを考えない救助技術指導会の訓練なんてしている場合じゃないんですけどね。

 

それは置いといて、とにかく疾患を勉強すればいつの間にか解剖生理も少し覚えていて、解剖生理の勉強をするときに疾患に結び付けやすくなります。

 

消防士はどれぐらい救急を勉強すればいいのか?

消防士はどれぐらい救急を勉強すればいいのか?

救急隊だからとかは関係なく、自分は消防士なら全員、救急の知識を持っておくべきだと思います。

今の幹部の人たちは全くと言っていいほど救急に無知です。

 

本当に知らないんですよ、自分で「おれは救急のことは知らないからな」って言っちゃうぐらいですから。

 

なんで自分が消防士は救急の知識がいるかって言うと、現場には要救助者がいますよね。避難していようと関係者はいます。

 

その中で、バイタルの正常値や脈の取り方も知らない隊員なのか、観察までできる隊員なのかでは大きく違ってきます。

集団災害があっても、職員全員が救急の知識があってトリアージができるのと、消火隊だから救助隊だからできませんというのはどちらが市民にとって有益でしょうか?

 

ましてや救助隊ほど救急のことを知っておかないといけないと思います。

逆もしかりで、救急隊も救助の事を知っておかないといけないなと思います。

 

救助隊こそ要救助者に接触するので、病態や主訴を聞いて何が疑われるかを考えられないのであれば、救助というよりも救出なのかなって思います。

 

ともあれ、どこまで救急を勉強するのかというと、全員、全て必須ですね。

消防は救急と切っても切れないはずですから。

 

消防士は救急をどう勉強すればいい?のまとめ

救急の勉強
解剖生理は後回しにして疾患から勉強する

最終的には解剖生理にたどり着くので、いつの間にか知識は入っていますからガンガン疾患から勉強していきましょう。

もちろん反対意見もあるとは思いますが、あくまで私の経験値からのお話ですのでご了承ください。

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